よくある質問
お雛様Q&A
- 雛人形は、いつからいつまで飾ればいいのでしょう?
- 立春過ぎから二月の中旬、遅くともお節句の一週間前位までに飾ります。また、季節の節目にという本来のお節句の意味からも片づけはなるべくお早めに済ませるように心がけましょう。
- 男雛と女雛、飾り方には決まりはあるのでしょうか?
- 一般的に向かって左にお殿様、右にお姫様を飾ります。この飾り方は昭和以降、関東を中心に広まったもの。古式を好む京都では左右逆の飾りも残っていますが、どちらが正しい、というものではありません。
- 雛人形は誰が贈ればよいのでしょう?
- 雛人形はかつて、嫁入り道具のひ な形として婚家へ贈る習わしもありました。そんな歴史から、お嫁さんの里方が孫の健やかな成長を願って贈るのが一般的です。最近では、両家で負担する例も多くみられます。
- 雛人形はどのように選べばよいでしょうか?
- まず予算を決めて、飾る場所のサイズを調べておきます。雛人形には衣裳着人形と木目込人形がありますが、顔、衣裳、形、大きさのバランス等、全体の調和のとれたものをお選び下さい。
- 次女、三女のお雛様はどうすればいいのでしょう?
- 雛人形は女の子の健やかな成長を祈るお守り。ですからお母様の雛人形を譲ったり、姉妹で兼用するのは避けた方がよさそうです。小さなものでもおひとりに一飾りをど うぞ。それぞれのお子様に揃えてあげてく ださい。
- 家庭での雛祭りの祝い方は、どうすればよいでしょう?
- 親戚や親しくしている方をお招きし、お母様の心ずくしのごちそうでお祝いしてください。旬の素材を使ったお寿司や蛤のお吸物は雛祭りらしいお料理。蛤は一対の貝のフタ同士でしか会わないところから女性の貞操を教える意味でも使われてきました。
- 初節句のお祝いをいただきました。お礼はどうすればいいのでしょう?
- お祝いの日から一週間以内に、お子様の名前で内祝いをお返しします。お礼の手紙にはお赤飯や紅白の角砂糖を添え、赤ちゃんのスナッフを同封すれば成長ぶりがよくわかり喜ばれることでしょう。
五月人形Q&A
- 五月人形は、いつからいつまで 飾ればいいのでしょう?
- 春分すぎから、遅くともお節句の一週間前までの大安の日に飾ります。また、季節の節目という本来のお節句の意味からも片付けはなるべく早めに済ませるように心がけましょう
- 端午の節句は、どのように お祝いすればよいでしょうか?
- 親戚や親しくしている方をお招きし、お母様の心づくしのごちそうでお祝いしてください。端午の節句には、ちまきや柏餅がつきもの。お部屋には菖蒲の花を飾って、お子様の健やかな成長をお祝いしましょう。
- 初節句のお祝いをいただいたら、 どうすればよいでしょう?
- お祝いの日から一週間以内に、お子様 の名前で内祝いをお返しします。お返しには柏餅やちまきを使うのが一般的です。お赤飯や紅白の角砂糖でもよいでしょう。赤ちゃんのスナップを同封すれば、成長ぶりがよくわかり 、喜ばれることでしょう。
- なぜ端午の節句に菖蒲を飾るのでしょう?
- 菖蒲は古来より邪気をはらう力があると信じられてきました。また、その発音が尚武に通じることからも端午の節句に欠かせないものになり、屋根や軒先に飾ったり菖蒲湯にして健康を祈ります。
- 五月人形はどのように選べばよいでしょうか?
- まず予算を決めて、飾る場所のサイズ を調べておきます。五月人形には大鎧 飾り・兜飾りあるいは、平飾り・段飾りなど、さまざまなセットがありますが、全体のバランスのとれたものをお選びください。
上手な買い方あれこれ
- 予算内での上手な選び方
- まずはじめに、予算を決めましょう。予算が決まったらその値段のクラスの人形だけを集中して見て回り、一番 気に入ったものを選ぶのが賢い方法です。
- 上手な買い方あれこれ
- ひな人形はバーゲン品ではありません。「四割引」「五割引」など大きな割引を売りものにしている店は信用できないとみて、さしつかえないでしょう。
信用のある店の人形には、適正な価格がつけられています。買う時期はやはり売り出しのピーク時が一番です。十二月中旬から一月中旬までならどの店も人形が豊富ですからよく見比べて買うことができます。
産地直送や製造直売を一品物をうたった広告がありますが、そのまま信用するのは危険です。地元の信用のある店で選ぶことが、賢い買い方といえるでしょう。
飾る時の注意
- 人形の顔などには直接指をふれない
- 飾るとき人形の顔や金属の小物などに直接指をふれるのは、よくありません。
指の油分がついて、汚れの原因になることがありますのでご注意下さい。
- 顔が傾いている
- おひな様の顔は自由に動かせます。傾いている顔 の両耳を親指と人差指でつまみ、左右回しながら差し込みます。(木目込雛はできません)
- 飾る場所を工夫する
- 部屋の中でも、直射日光のあたらないところを選んで飾りましょう。日光に当たるとどうしても人形の衣裳が変色したり痛んだりする原因を作ってしまいます。また部屋の大きさや、その使い方を考えに入れ、ふだんの生活の中で家族全員が楽しめる場所に飾りましょう。保存する場所にも心を配って下さい。
- 説明書は大切に保存する
- ひな人形には必ず飾り方の説明書や、取扱書などがついてきます。
これらのものは人形と一緒に大切に保存しておくことが必要です。
毎年飾るときに、並べ方がわからなくなってマゴついたり間違った 取り扱いをして人形を痛めたりすることがあります。
しまい方の注意
- ホコリの付着をとりのぞく
- 空気の乾燥した日を選び、一度風に当ててから、羽根バタキでやさしくホコリを払うことです。細かい部分は穂先をバラした小筆を使って静かに払い落と します。
- 型くずれをふせぐ
- 柔らかい白い紙で顔、胴をつつみます。衣裳人形は、たものとのふくらみがつぶれないように袖口にも薄紙を入れておきます。箱に収めるときには、すき間に新聞紙をほどよくつめ、さらに一体ずつをポリ袋に密封するとよいでしょう。
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